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Amazonで嫌がらせを受けている話

  

今年の九月にAmazonで販売を始めた僕の二冊目の電子書籍、「よいこの有害図書」。

 

よいこの有害図書

よいこの有害図書

 

  見ての通りのセクシーな表紙。これが問題になろうとは……。

 販売後はみなさんの応援もあって電子書籍ランキングのベストセラー部門や総合ランキングで1位を取らせてもらったり、11月現在、約3000部近く売れています。

 Amazonのレビューは2.5と、まさに賛否両論といった具合です。

 内容に好き嫌いが激しく別れてしまうのは仕方ない、というか自分らしくて面白いなと思うのでそれはいいんですけれど、1つ星レビューの辛辣な意見の中にひとつだけ、どうしても納得のいかないレビューがあるんですね。はっきり言ってしまえば、嫌がらせ以外の何物でもないレビューです。

 

無実の罪を着せられる

 

 それがこちら

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 久しぶりに憤慨しました。

 僕自身の名誉のためにきちんと言及しておきますが、表紙のイラストは無断使用ではありません。

 まず、このイラストは「イラストAC」というフリー素材のイラストサイトから正式な手順を踏んでダウンロードさせてもらったものです。

 

http://www.ac-illust.com/main/detail.php?id=44889

 

 上記が表紙に使わせていただいたイラストの紹介ページ。

 この「イラストAC」は使用したいイラストをダウンロードする際、会員登録をしてダウンロードページに進み、イラストレーター本人に向けて使用報告などをメッセージで送信した後、ようやく保存できる、という形になっています。サンプルとして表示されている画像には加工が施してあるので、右クリックで不正にダウンロードしても意味がありません。

 また、利用規約でも商用利用は可能とのこと。一部制限はありますが、僕の電子書籍の表紙に使用することはこの規約に抵触していません。

 つまりどう考えても、無断で使用したということはあり得ないのです。しかし、問題のレビューでは「絵師様本人が言っていた」とあります。

 では、イラストの作者の方が無断使用されたと勘違いしているのではないか?という可能性も考え、「無断使用されている」といった旨をどこで言及しているのか調べてみました。

 表紙のイラストを描いたのはマフィンさんという方で、イラストブログpixivニコニコ静画のアカウントを所有しているようです。(それにしてもやっぱりいい絵を描くなあ)

 失礼を承知で、僕の電子書籍が販売されてからレビューが書かれるまでの期間に書かれた、ブログの記事やpixivのスタックフィード等を調べてみたのですが、「無断使用された」といった旨の言及は見当たりませんでした。

 僕の調べてみたところ、どうやらツイッター・フェイスブックといったSNSのアカウントや他のブログなどは(調べられる範囲では)所有していない模様。

 では、問題のレビューを書いた人がマフィンさんと個人的な接点があり、公ではない場で言及したのかとも考えたのですが、流石にその領域にまで僕はつっこむことはできません(どうやらマフィンさんはお仕事募集用のメールアドレスがあるみたいなので、後ほどこちらへ連絡を取ろうかなと思っています)。

 また、実際に無断使用されたと考えているのであれば、マフィンさん本人から僕に連絡があってもよさそうなものです。僕はブログでもツイッターでも電子書籍の奥付でも連絡先を明記しています。

 

(多分)嫌がらせを受けた理由 

 仮に作者の方に勘違いがあっても僕の潔白はとりあえず証明されたとして、問題はなぜこのレビューが書かれたのかということなのですが……。

 ここから先は推測や妄想の域を出ないのですが、やはり質の悪い嫌がらせの説を推しておきます。

 まず問題のレビューを書いている「風吹けば名無し」という方なのですが、僕の作品以外のレビューを一件も付けていません(11/25現在)。つまり、僕の本に1つ星を付けるためだけにアカウントを取ったのだと思われます。

 この「風吹けば名無し」という名前は、2chの「なんでも実況J板」という掲示板でデフォルトに使用されている名無し用のハンドルネームと一緒なので、ここから拝借したと考えていいでしょう。

 賛否の分かれそうなものを書いているためか、僕の本、というか僕自身が一部ではあまり好かれていない傾向にあり、レビューで嫌がらせが発生するのも宜なるかな、という感じです(僕としてはそこまで嫌われるようなことはした覚えがないのですが……)。

 以前、とあるサイトのイベントにて僕の本が優勝した際にも、身に覚えのない誹謗中傷をたくさん書かれたりしたこともありました。色んな方から「本が売れたことに対する妬み嫉みだから気にすることはない」とは言われたのですが……。

 それは仕方ないとしても、やはり無実の罪で誹られるというのはやはり耐え難いもの。名誉に関わります。有りもしない罪を着せ、沢山の人の目に留まる場所で、匿名で人を詰るというのは卑怯者のやることです。

 ツイッターでアドバイスを受け、問題のレビューを違反報告したのですが、どうやらレビューが削除されるためには、この違反報告が一定数溜まらないといけないとのこと。つまり、僕一人が違反報告を出しただけではレビューは削除されず、僕は延々と「無断使用した人」という汚名を着せられ続けるわけです。

 

おわりに 

 僕の人間性や僕の作品を嫌いになるのは構わないのですが、AKBのことは嫌いにならないでください。 本当に無断使用だと思い込んでいるのなら仔細を調べて真実を確認していただかないと、他人の名誉を著しく傷つけることになります。また嫌がらせでやっているのなら、あなた自身がみっともない存在にならないためにも、もうやめてください。

 それにしてもネット上で作品を発表すると、こういう弊害もあるものなんですね~。

 

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